家の鍵交換費用はいくら？種類別に料金相場を紹介 | 豊富な種類のカギを取り扱っています

鍵交換にかかる費用は、大きく分けて以下の3つの要素で構成されます。

・鍵の部品代

・作業費

・出張費

鍵の部品代は、交換する鍵の種類やグレードによって変わります。一般的に、鍵の防犯性が高いほど部品代は高くなります。また、鍵の形状やサイズによっても部品代は異なります。鍵の部品代は、鍵屋やホームセンターなどで購入することができますが、専門的な鍵は、鍵屋に注文する必要があります。

作業費は、鍵交換の難易度や時間によって変わります。一般的に、鍵の種類が複雑であったり、錠前ごと交換する場合は作業費が高くなります。また、鍵が開いていない状態で鍵交換を依頼すると、鍵開けの作業費も必要になります。作業費は、鍵屋によって異なりますが、事前に見積もりを取ることができます。

出張費は、鍵交換を依頼する業者の所在地や営業時間によって変わります。一般的に、業者の所在地が遠いほど出張費は高くなります。また、夜間や休日などの時間外に依頼すると、出張費が割増される場合があります。出張費は、作業費とは別に請求されることが多いので、注意が必要です。

家の鍵交換費用の相場は、鍵の種類によって大きく異なります。ここでは、主な鍵の種類とそれぞれの鍵交換費用の相場を紹介します。

刻みキー

刻みキーとは、鍵の刃にギザギザの切り込みが入っている鍵のことです。刻みキーは、最も一般的で安価な鍵の種類ですが、防犯性は低いと言われています。刻みキーの鍵交換費用の相場は、以下の通りです。

鍵の部品代：2,000～5,000円

作業費：8,000～15,000円

出張費：2,000～5,000円

合計：12,000～25,000円

刻みキーは、鍵の刃の形状が単純なので、部品代や作業費は安く済みます。しかし、刻みキーは、鍵のコピーが容易にできたり、ピッキングという不正解錠の手法に弱かったりするため、防犯性は低いと言われています。刻みキーは、古いタイプの鍵なので、新築やリフォームの際には、別の種類の鍵に交換することをおすすめします。

ディンプルキー

ディンプルキーとは、鍵の刃に小さな穴が並んでいる鍵のことです。ディンプルキーは、刻みキーよりも防犯性が高いと言われていますが、部品代や作業費は高くなります。ディンプルキーの鍵交換費用の相場は、以下の通りです。

鍵の部品代：5,000～15,000円

作業費：15,000～25,000円

出張費：2,000～5,000円

合計：22,000～45,000円

ディンプルキーは、鍵の刃に穴があることで、鍵のコピーが難しくなります。また、ピッキングにも強いと言われています。しかし、ディンプルキーは、鍵の刃の形状が複雑なので、部品代や作業費は高くなります。ディンプルキーは、最近のマンションや戸建てなどに多く採用されている鍵の種類です。

防犯性の高い鍵

防犯性の高い鍵とは、ディンプルキーに加えて、登録制シリンダーや耐鍵穴壊し性能、耐ピッキング性能などの特殊な機能を持った鍵のことです。防犯性の高い鍵は、不正解錠を防ぐことができますが、部品代や作業費は非常に高くなります。防犯性の高い鍵の鍵交換費用の相場は、以下の通りです。

鍵の部品代：15,000～30,000円

作業費：20,000～30,000円

出張費：2,000～5,000円

合計：37,000～65,000円

防犯性の高い鍵は、鍵の部品代や作業費が高い代わりに、高度な防犯機能を提供します。例えば、登録制シリンダーは、鍵のコピーを制限することで、鍵の流出を防ぎます。耐鍵穴壊し性能は、鍵穴にドリルなどの道具を差し込んでも、鍵穴を壊せないようにします。耐ピッキング性能は、ピッキングという不正解錠の手法に対抗するための仕組みを備えます。防犯性の高い鍵は、高級マンションやセキュリティ重視の住宅などに適しています。

鍵交換費用を抑えたい場合は、自分で鍵交換する方法もあります。自分で鍵交換する場合は、以下の手順で行います。

１，交換する鍵の種類やサイズを確認する

２，新しい鍵を購入する

３，ドア側面のプレートを外す

４，シリンダーを固定しているピンを抜く

５，古いシリンダーを外す

６，新しいシリンダーを取り付ける

７，ピンとプレートを元に戻す

８，動作確認をする

自分で鍵交換する場合は、以下の点に注意しましょう。

・鍵の種類やサイズが合わないと取り付けられないので、必ず確認してから購入する

・鍵の交換は、ドアが開いている状態で行う

・鍵の交換中は、ドアが閉まらないように注意する

・鍵の交換後は、鍵がスムーズに開閉できるか確認する

・鍵の交換に自信がない場合は、専門業者に依頼する

自分で鍵交換する場合は、鍵の部品代だけで済むので、費用を節約できます。

しかし、自分で鍵交換する場合は、鍵の取り付けや動作確認に注意が必要です。鍵の取り付けが不完全だと、鍵が開かなくなったり、鍵穴が壊れたりする恐れがあります。また、鍵の動作確認をしないと、鍵が閉まらなかったり、鍵が抜けなくなったりする可能性があります。自分で鍵交換する場合は、鍵の取り扱いに慣れているか、鍵の交換方法をよく理解しているかを確認してから行いましょう。

家の鍵交換費用は、鍵の種類や作業内容によって大きく異なります。一般的に、鍵の防犯性が高いほど費用は高くなります。鍵交換費用を抑えたい場合は、自分で鍵交換する方法もありますが、注意点があります。鍵交換に関する詳しい情報は、専門の鍵屋に問い合わせてみましょう。

当店「カギのツルヤ」では無料で鍵の交換の相談を受けていますのでお気軽にお問い合わせください。

国道三号線沿いの黄色い看板が目印です。